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相鉄バスの『女性活躍推進プロジェクト』の裏側に迫ってみた。

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神奈川県内で路線バスを運行する相鉄バス株式会社。
2016年8月に「女性活躍推進プロジェクト」を立ち上げて以来、女性社員が長く活躍できるように、より働きやすい職場環境をつくることを目的に、設備や制度などの改善に取り組んでいます。

全国的に、女性バス運転手の数は、全体の1.7%。まだまだ男性運転手の方が圧倒的に多い現状です。

そんな中、着実に女性バス運転手が増え続けている相鉄バス株式会社に、「女性活躍推進プロジェクト」を通じて、どのような職場の改善施策を行っているのか聞いてみました。

「女性活躍推進プロジェクト」とは?プロジェクトの概要から裏側まで聞いてみた。

話を聞いた人:
相鉄バス株式会社 総務人事部 係長 小野 直樹 さん

「女性活躍推進プロジェクト」責任者。同社 綾瀬営業所でバス運転手や運行管理者を務めた後、現在は「女性活躍推進プロジェクト」の責任者として、ダイバーシティ推進に取り組んでいる。


まずは"女性活躍推進プロジェクト"とはなんでしょうか?

"女性活躍推進プロジェクト"は、女性社員が当社で長く活躍できるように、より働きやすい職場環境をつくることを目的に発足したプロジェクトです。

◆一般女性の方にも「バス運転士」という職業を選択肢に入れてもらうこと
◆女性特有のライフイベントがあっても、当社で長く活躍してもらうこと
◆各々が望むキャリアパスを描くことが出来るように意欲を高めてもらうこと

この3つを目標に掲げて、女性社員が働く上で何に困っているのかをヒアリングもし、社内の風土改革や勤続年数の向上を目的に、設備や制度などの改善に取り組んでいます。


プロジェクトが始まった経緯を教えてください。

プロジェクトを始めたきっかけは「女性が働きやすい職場づくりに取り組みたい」という女性社員の声でした。また、2016年4月に女性活躍推進法が施行されたこともあり、同年8月にプロジェクトが正式にスタートしました。


プロジェクト開始後、まずは、女性社員に職場・仕事での困りごとについてアンケートを取ったそうですが、どんな回答がありましたか?

「営業所の休憩室が使いづらい」や「お客様同士のトラブルを上手く抑えられない」など、設備や制度、乗務時のトラブルまで、さまざまでしたね。


営業所の休憩室が使いづらいというのは?

以前の休憩室は扉を開けると、畳やベッドが置いてあるだけの部屋でした。
「他の人が寝ていると気を遣ってしまうので、利用しづらい」といった状況で。どうすれば誰もが運転業務の疲れを癒せる快適な休憩室になるのか、ヒアリングと検討を重ねた結果、プライベート空間を保てるカプセルベッドルームを休憩室に併設することになったんです。

女性専用休憩室にあるカプセルベッドルーム。

防音性が高く、周りの音を気にせずに過ごせるとのこと。

こちらも女性専用休憩室にあるドレッサー。

とても清潔に保たれており、まるでホテルの一室のような空間だった。


カプセルベッドの導入は、かなり大がかりな施策ですね。

私も元々はバス運転手でしたので、よく分かりますが、バスの運転って慣れてないと、体力的にも精神的にもだいぶ疲れるんです。
運転にも集中しつつ、車内のお客様の行動にも目を配る必要がありますので。

体力をしっかり回復してもらって、万全の状態で乗務に臨んでもらうためにも、しっかり使ってもらえる休憩室に改善する必要がありました。


いざカプセルベッドを導入して、女性社員からの評判はどうですか?

家より居心地が良い、住みたい、なんて声も聞くので、評判はかなり良いです(笑)
休憩室を使うようになったという声が増えて、安心しましたね。

設備や制度を整えることももちろんですが、「周囲の理解を深める」ことも重要。


女性の働き方を考える上で、「結婚」「出産・育児」などのライフステージの変化は外せないテーマだと思いますが、その点について、どのように考えていますか?

女性社員のライフステージの変化に対して何ができるかを考えたときに、設備や制度を整えることももちろんですが「周囲の理解を深めること」も、とても重要だと考えています。

例えば、今年3月に「【管理職向け】キャリアと育児の両立支援マニュアル」を制作し、管理職に配布しました。

以前、営業所の男性管理職から「産休前の女性社員をどのようにサポートすれば良いのか分からない」と相談を受けたことがありまして。

産休前・産休後の女性社員に対して、管理職としてどのようにサポートすれば良いのか、基本的な知識から具体的な対応まで、細かく書いてあります。
女性社員が、周囲からの理解を得て、適切なサポートを受けて、安心して産休に入ることに繋がれば、と。
今年度中には、同マニュアルの全社員向け版も配布する予定です。

育児以外にも、仕事と介護を両立するためのハンドブック(左)もある。

介護休暇を取得する際の手続き方法や、利用できる社内制度などについて記載している。


プロジェクト開始から2年。女性運転手の数が増えたことで、何か変化はありましたか?

先日営業所の男性社員に「女性が増えたことで、何か変わった?」と聞いたんです。そうしたら「営業所の雰囲気が明るくなった」と返ってきまして。

このプロジェクトは決して、女性社員を贔屓しているわけではありません。
女性社員が増えて、その女性たちが会社全体に良い影響を与えていると知り、プロジェクトを始めて良かったと思いました。

また、女性運転手がお客様からお褒めの言葉を頂く機会も増えました。

「女性の運転手さんだと安心する」と言ってくださるお客様もいらっしゃいます。
女性運転手の柔らかなアナウンスや笑顔は、お客様に安心感を与えるんです。
お客様からのご好意で、お菓子や飲み物の差し入れを頂く人もいますよ。

やはりバス運転手は男性だけの仕事ではない、と改めて認識しました。


これから入社する女性に何を期待しますか?

女性に限りませんが、これから入社する方には、積極的に昇格を目指してほしい、と思います。
当社では、バス運転手から営業所での運行管理者や本社管理部門にステップアップできます。
キャリアの選択肢が多くあるので、自分のキャリアビジョンを描き、積極的に挑戦してほしいです。

取材後記

バス運転手出身の事務スタッフが多い相鉄バス。
取材時の様子からも、現場の意見をとても大事にする社風が感じ取れました。
今年の6月には、第2回目となる「女性限定営業所見学会」を開催するなど、女性採用も積極的だそうです。
もっと相鉄バスについて知りたい方は、定期的に開かれている会社説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

協力:相鉄バス株式会社

ホームページリンク:https://www.sotetsu.co.jp/bus/saiyo/

バスギアリンク:https://job-gear.net/sotetsubussaiyo/

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