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バスタ新宿利用者数5000万人達成記念セレモニー・観光促進イベント開催![前編]

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東京都にある世界一乗降客の多い駅、新宿駅。
その南口に2016年4月4日開業したのが「バスタ新宿」です。
駅と高速バスターミナル、タクシー乗降場が一体化した交通ターミナルで、2016年4月22日刊行のバス専門誌『バスグラフィック』Vol.27でも開業前後の様子をお伝えしました。
日本最大級の高速バスターミナルとしても知られるようになりましたが、開業から約6年経った2022年10月31日、利用者数が5,000万人を達成したことから、11月23日に記念セレモニーと観光促進イベントが開催されました。今回はその様子を前編と後編の2回に分けてお伝えしましょう!

バスタ新宿ゆかりの人々がお祝い

小春日和が続いた前日までとは打って変わってあいにくの冷たい雨が降る祝日となってしまったものの、バスタ新宿利用者数が5,000万人を達成したことから、バスタ新宿の2階部分にあるJR新宿駅新南改札付近の「Suicaのペンギン広場」において、記念セレモニーが開催されました。

主催は国道交通省関東地方整備局の東京国道事務所、新宿高速バスターミナル株式会社で、まずは石井宏明(いしい・ひろあき)東京国道事務所長が挨拶(あいさつ)を行い、続いて梶原景博(かじはら・かげひろ)新宿高速バスターミナル株式会社代表取締役社長も挨拶を行って、利用者数5,000万人を達成した謝辞を述べました。

「バスタ新宿」だが実は所在地は渋谷区

また、来賓(らいひん)として、長谷部 健(はせべ・けん)渋谷区長、吉住健一(よしずみ・けんいち)新宿区長代理の鈴木昭利(すずき・あきとし)副区長、坂本雅彦(さかもと・まさひこ)東京都産業労働局長らが祝辞を述べました。
長谷部渋谷区長の祝辞の中には「バスタ新宿」という名称であるものの、実際の所在地は東京都渋谷区千駄ヶ谷(せんだがや)になるという話題も添えられており、渋谷区の代表的な施設の一つであることも感じ取れました。

5,000万人目の利用者は?

主催者と来賓の挨拶が行われた後、5,000万人目の利用者となった男の子のコメントもありました。
羽田空港からバスタ新宿までの高速バスに乗車してきた際に5,000万人目の利用者となったことや高速バスは窓が大きく広い景色が見られるのが良いと思ったこと、今後バスタ新宿発の高速バスで温泉地に行ってみたいと思っていることなどを話していました。

そして、主催者と来賓、5,000万人目の利用者となった男の子が、記念のくす玉割りを行いました。
あわせて、渋谷区と新宿区の小学生と各バス事業者のマスコットキャラクターも同席し、記念写真撮影が行われました。
なお、バスタ新宿の利用者数5,000万人達成は、新型コロナウイルス感染症拡大がなければ2~3年早かったとのことです。

バスタ新宿のジオラマが登場!

式典の最後には、大手玩具メーカー・タカラトミーグループの模型メーカーである株式会社トミーテックが縮尺1/150のバスタ新宿ジオラマを贈呈(ぞうてい)するため、岩附 美智夫(いわつき・みちお)代表取締役社長から石井東京国道事務所長へ、ジオラマの譲渡証明書が授与されました。

このジオラマは、Nゲージ鉄道模型と同じ縮尺であり、トミーテックが同じ縮尺で展開する精密バス模型シリーズ「ザ・バスコレクション」(通称「バスコレ」)の新製品販促用として2~3年前に製作され、鉄道模型イベントなどで使用されてきました。
全面から眺められることが特徴で、かなり精巧(せいこう)に作られているため、バスタ新宿の構造が分かるほか、鉄道や高速バス、タクシー、人々が集まるにぎわいもよく表現されています。
今後、バスタ新宿構内で展示されるとのことで、訪れれば見学することができます。
後編ではバスタ新宿4階で開催された観光促進イベントの様子をお伝えします!!

※ 写真・文 : 宇佐美健太郎(バスグラフィック編集部)

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