金庫を運転席横の運賃箱にセットし整理券を準備。
エンジンをかけ、計器などで車両点検を行います。
タイヤの空気圧に問題はないかハンマーでナットを叩いて確認。
慣れが必要ですが、毎日点検をしていれば音や振動、跳ね返りなど異常があるとすぐに気が付きます。
出発前には対面で点呼を行います。
運転免許証を提示後、健康状態を確認。
そして、アルコールチェックの結果と車両の状態を報告します。
運行管理者からは路線状況、工事箇所、渋滞予測など注意事項の伝達があります。
その日の運行時刻表を受け取り担当車両へ。
時計の時刻・シートの高さ・ミラーを合わせ、担当する路線データを入力します。
始発停留所までバスを回送し、出発地に着いたら出発までしばらく待機。
時間が来たら、いざ出発!
運行時刻表に沿って地域のみなさまを目的地まで安全運転でお送りします。
お年寄りやお子様連れのお母さんなど、ちょっとした揺れやブレーキで転倒する危険性があります。
発進の際や大きなカーブを走行する前には、「動きます」「揺れます、お気を付けください」など、こまめにアナウンス。
また、乗り心地を良くするためにブレーキを優しく踏むなど、車体が揺れないよう心掛けます。
常にお客様に気を配りながら、安全で正確に大型車を操縦できるかが私たちバスの運転手の腕の見せ所。
一日の運行ダイヤを無事に終えたら、全てのお客様が下車したことを確認し、営業所に戻ります。
洗車機で洗った後、敷地内のガソリンスタンドで給油し所定の位置に停車します。
お客様の忘れ物がないかチェックし、車内を清掃。
明日も安全な運行をするため、タイヤ圧や車に傷が無いか点検します。