LET'S EXPERIENCE BUS GEAR EXPO

人生の花は、いつ咲くかわからない。走った“あと”にも、花は咲く。

バスギアエキスポは「バス運転手」専門のお仕事説明会です。VR体験やセミナーで1日お楽しみいただけます! SEE DETAIL
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次世代バス運転手

バス業界の現状

バス運転手が慢性的な人手不足に陥っているというのは周知の事実でバス業界が直面している最大の課題です。
では何が原因なのか、その理由を知っていますか?

ターニングポイントとなったのは2002年2月。自由競争による市場の活性化やサービス向上を目的とした大幅な規制緩和が行われました。(新規参入における規制の廃止や、運賃を自由に設定できる上限運賃認可制の導入など)

しかし、この規制緩和によって新規参入が容易となり、事業者数が5倍に増加。
過度な競争状態が続くにつれて、バス運転手の労働環境は変化していきました。
その変化に伴ってバス運転手を目指す若い世代が減り、6人に1人が60歳以上というバス運転手の高齢化が進む。
このような時代背景により、バス運転手が足らなくなってしまったのです。

今後更なる需要の拡大が見込まれるバス業界では、「給与のベースアップ」「労働環境の改善」「高額な大型二種免許取得費用の支援制度」など人材確保のため、さまざまな対策を講じている事業者も多く、
また、女性の積極的な採用や、次世代の運転手の育成に向けての魅力ある職場づくりも重視しているのです。

はたらく環境について

バス運転手の仕事は「人手不足で、休めない」「長時間労働で、大変そう」そんなイメージをお持ちかもしれません。
確かに、変則的な勤務になることもあり、長時間拘束される日もあるでしょう。

バス運転手の勤務形態は、一般的に「早番」「遅番」「通し」「中休」等、交替制になってることが多くなかでも特徴的なのが「中休」という勤務。
ラッシュの時間帯をカバーする朝・夕のみの勤務で、朝の勤務終了後から夕方の勤務開始までの時間が休みとなります。休みの時間は自由に過ごすことができ、次の勤務に備え仮眠することもできます。

多くの乗客の命を預かるバス運転手の仕事は、体のケアも仕事のうち。
バス・タクシー・トラックのドライバー職については、安全な運行の確保という観点から、「拘束時間」「運転時間」「休息時間」などが法律で細かく規制されています。
その遵守が義務づけられている以上、無理な勤務を強いられることはありません。

「中休勤務」
「中休勤務」
拘束時間
1日の拘束時間の上限は原則13時間以内 (※延長は最大16時間まで ※15時間を超える回数は週2回までが限度)
1週間あたりの拘束時間は原則65時間が限度(※4週間の平均)
運転時間
1日の運転時間は9時間以内(※2日の平均)
1週間あたり40時間以内(※4週間の平均)
連続運転時間は4時間以内(運転開始から4時間以内、または4時間経過直後に30分以上の休憩が必要)
休息時間
1日の休息時間は、継続8時間以上必要。

気になるバス運転手の年収

  • バス運転手の年収を他職種と年代別に比較してみると、34歳までの若い世代は全職種の年収を上回るがトータルでみると年齢による増減幅が比較的小さい。
  •  
  • 規制緩和の影響を受け、年収は以前より低下。
  •  
  • 60歳以上の運転手が全体の16%を占め、定年後の再雇用により正社員の割合が減小。

これらが、バス運転手を取り巻く環境です。
ですが今、この現状を打開すべく、各事業者・労働組合・政府が動き出しています。
例えば、毎年春に行われる労働条件の改善を求める交渉では昨年143社中、90%以上の事業者が給与のベースアップを約束。
そして政府では、高齢化により自動車の運転に不安を感じる高齢者の移動手段としてバスを活用するため、人材確保・育成に向けた検討を行っています。

今年、65歳以上の高齢者の割合が、過去最高の27.3%に上昇。言い換えると「4人に1人が高齢者」ということになります。高齢者の割合は今後25年間増え続けるといわれており、公共交通機関であるバスが担う役割は大きく、給与など労働条件の改善に繋がることでしょう。

次世代を担う運転手に、自信を持ってオススメできる事

高齢化がすすむバス業界において、次世代を担う若い世代の人材の確保は喫緊の課題ですが若者にとってバス会社に就職するメリットとは何でしょうか?
バス運転手は大変なイメージが先行していますが、「運転が好き」「バス運転手に憧れがある」そんな人にとっては、実に魅力的な仕事なんですよ。
実際に働くバス運転手に、若者にオススメできるところを挙げてもらいました。

T.Uさん
地元で有名な大手安定企業に就職できる
地域の人たちが利用する公共交通機関で働くということは、知名度も、信頼もある安定した会社に就職できるということ。また、大手企業であっても他業種より比較的に入りやすいのがいいところ。
M.Oさん
将来幹部候補としての途がある
将来、幹部として運営に関われるチャンスがあります。
ライバルが少ないからこそ、最初から幹部を目指してバス会社に就職する人も。

あまり知られていないメリット

あまり知られていないメリット

  • 若い世代の年収は全産業平均よりも高い!
  • 有給休暇取得率は全産業よりも高い! (バス : 平均13日/年 全産業 : 9日/年)
    休みが少ないイメージだったけど、わりと家族との時間を大切にできる 
  • 残業が少ない
    残業が当たり前だったサラリーマン時代より、心身ともに楽になった。
  • 大型二種免許が無くても就職できる。
    ハードルが高い大型二種免許。最初から持っている人は実は少ない。
    支援制度などがあるバス会社も多いので、就職した後に免許を取る人も。
A.Mさん
システムの進化で運転しやすくなった

運転が好きでも大型車となると、運転できるか不安な方も多いでしょう。
しかし、今のバスには後方の安全確認ができるバックモニターや、急ブレーキをかけた時でも、ハンドル操作で障害物を回避できる安全装置(ABS:アンチロック・ブレーキ・システム)が装備されており、昔に比べ安全性は格段に向上しています。

また、オートマ化も進み、運転しやすくなりました。
私たちプロの運転手からすると、運転技術が自動化されることに少し物足りなさはありますが、キャリアの浅い若者や女性、高齢の運転手でも運転しやすく事故のリスクも昔に比べると減ってきています。

Y.Fさん
データ分析で効率化がすすむ

バス×データ分析。少し意外な組み合わせですが、かざすだけで運賃を支払えるICカードの普及や、GPSでバスの現在地が分かるロケーションシステムなど利用者のデータ分析が可能になり、運行ダイヤや運転手の配置の適正化などバス業界では急速な効率化がすすんでいます。

需要拡大で給与や働く環境が改善されつつある

需要拡大で給与や働く環境が改善されつつある

  • 道路環境の改善
  • 訪日外国人2,000万人突破! インバウンド輸送の需要が大幅に伸びている 
  • 超高齢化社会の日本においてバスの担う役割は大きい。拡大する需要の中、バス運転手の人手不足は深刻化しているが、労働時間や給与UPなど、労働条件の改善に取り組み、待遇改善が図られている。