泉州地区で知る人ぞ知る岸和田観光バス。観光バス運転手の魅力について聞いてみました。

泉州地区で「きしかん」の愛称で親しまれているバス会社だ。
貸切バス、乗合バス、企業送迎バスの運行を行っている。
現役運転手さんに観光バス運転手として働く魅力をお聞きしました。

岩橋運転手（バス運転手歴20年／岸和田観光バス入社12年）

●バス運転歴20年の岩橋さん。なぜバス運転手を目指そうと思ったのですか。
好きな運転を仕事にしたい思いと、人と接するのが好きなこと、両方できるのがバス運転手でした。

●岩橋さんの現在の担当業務は何でしょうか。
主に観光業務と企業・学校送迎です。
観光シーズンの春・秋には大阪に観光で来られたお客様を京都・奈良の観光地にお連れすることが多いです。
学校・企業の送迎業務は従業員・生徒さんをお送りいたします。

●観光バス運転手としてやりがいはどのようなところにありますか。
お客様とのコミュニケーションが楽しいですね。
到着地で降りる際に「運転手さんのおススメスポットは？」なんて聞かれることも多いです。

●送迎業務でもお客様との会話もありますか。
私は黙っていると結構外見から恐いと思われるようですが、いざ話してみると意外といい人と言われたりします。
運転中は集中しているので怖く映るかもしれません(笑)。

●入社してから何か印象に残るエピソードはありますか。
実はテレビに出たことがあります。
あるテレビ局で子どもの素朴な疑問に答えるコーナーでした。
「バスの運転手はドアノブが無いのにどうやって閉めるの？」という内容にお答えするもの。
「窓から出るのか？」「車内の閉まるボタンを押して走って降りる！」など子どもと一緒にいろんな実験をしました（笑）。

●今後の目標は。
お客様が「今日の運転手良かった。」と安心してご乗車いただくことです。
特に送迎業務は同じお客様と顔を合わせることが多くなります。
お客様は運転手を選べません。
「今日の運転手は当たり！」と喜んでもらえることもあるはず（笑）。
お客様が少しでも晴れやかな気持ちで出勤してもらえるような運転手を目指しています。