もう少し営業所を見学したいところだが・・・・，空腹が我慢できない。 さっそくだが社員食堂へ案内してもらうぞ。

どれにしようか・・。
迷ったあげく、「魚定食」と「日替わりランチ（焼きそば定食）」をチョイス。

お会計を済ませたら・・・さっそくいただく準備。

まずはご飯、味噌汁を好きな量よそう。
たらふくいただくぞ。

これはかなりのボリュームである。
そして、黄金に輝く黄身。見ただけでわかる、うまいということが。

もう我慢できない。いざ実食。
もったいないが黄身をつぶしていただこう。

ふん、豚肉が肉厚ですごく食べごたえがある。でもやわらかいのですぐに噛み切れてしまう。
お肉には、しっかりと味がしみ込んでいてご飯がすすむ。
濃厚な黄身ともマッチして美味い。

続いて、「やきそば定食」。

ふん。青のりのいい香りがするぞ。キャベツに豚肉に紅ショウガ・・・。
具だくさんな焼きそばである。はやくいただきたい。

いただきます！！すごい・・。中からも具がたくさんでてくるぞ。
ふん、キャベツがシャキシャキしていてもちもちの麺とよく合っている。
紅しょうがと豚肉の相性も良い。これも美味いな。

最後に「焼き魚定食」をいただくぞ。

外はカリカリ。身はふわふわだが引き締まっている。
さらに、すごく脂がのっている。濃いめの味付けでごはんがすすむぞ。
これもすごく美味い。

こんなに美味い料理が食べられるとは。
最高だ。すばらしいぞ。名鉄バス社員食堂！！

こんなに美味い料理を作っている厨房が気になる。
見たいぞ。厨房が・・・・・！！

ということで特別に厨房に潜入させてもらった。
さっそく潜入すると・・。

「トン　トン　トン　トン　トン・・・・・」
と軽快なリズムがどこからか聞こえてくる。

なんだ、この音は・・・。

音のする方へ近づいてみると・・。

「これは・・・！！驚くべきネギの輪切りスピードじゃ！！」
思わず驚いてしまった。

「ネギを切るくらい、誰でもできますわ（笑）」
と優しい笑顔で返してくれた謙虚なシェフ。

そんな愉快で優しいシェフにお話を聞いてみた。

「どの料理も本当に美味かった。ごちそうさまでした。」

「それは良かった。ありがとうございます。岡崎営業所は朝5：30～営業していますよ。毎日70人～80人分のごはんをつくっています。」

「すごい、朝5：30～やっていて、70人分以上の料理を作っているだと・・！？こうしたシェフの努力がバス運転手を支えているのだな。」

「ちなみに、運転手さんたちとは顔なじみですので、それぞれの運転手さんのごはんの量を把握していますよ。」

優しい笑顔が印象的なシェフ。
しばらく厨房を見学していたが見事な連携プレーの連続であった。

毎日、朝早くから働く人のことを想って料理をつくるシェフたち。
名鉄バスの社員食堂は、温かいぬくもりを感じられる素敵な食堂であった。