キイロイトリとおでかけ♪ ごゆるりよこはまツアーも体験してみた![ 前編 ]

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2023年3月に「バスギア ターミナル」のWEBコンテンツで前編・後編の2回に分け、「リラックマ×はとバスコラボ企画 リラックマとおでかけ ごゆるりはとバスツアー」にバスグラフィックイメージガールが実際に参加・体験した様子をお伝えしましたが、2023 年4月22日(土)より、はとバスとリラックマのコレボレーションツアー第2弾として、「キイロイトリとおでかけ♪ごゆるりよこはまツアー」が始まりました。

はとバスでは、コンテンツビジネスを展開するサンエックス株式会社のオリジナルキャラクターの「リラックマ」が2023年の今年、20周年を迎えたことを機にコラボレーションツアーを展開しています。
今回のコースは「リラックマとおでかけ ごゆるりはとバスツアー」に次ぐもので、リラックマのキャラクターの一つ「キイロイトリ」がモチーフです。
それでは、今回はバスグラフィックのイメージモデルとともにこのコースを体験してみることにしましょう。

標記もユニークなキイロイトリデザインのラッピングバス

2023年4月22日の土曜日、前日までとはうって変わって肌寒いくもりの1日でしたが、予定どおり「リラックマ×はとバスコラボ企画 キイロイトリとおでかけ♪ ごゆるりよこはまツアー」が始まりました。
スタートは東京駅丸の内南口のはとバス乗り場。
5番ポールに今回のコースで使用されるキイロイトリデザインのラッピングバスがやってきました!
前回の「リラックマとおでかけ ごゆるりはとバスツアー」で乗車したものとは別で、キイロイトリをモチーフにした新たなラッピングが施された車両です。

キイロイトリデザインのラッピングバス側面には、バスガイドの制服を着てガイド旗を掲げたキイロイトリを中心に、リラックマやコリラックマ、チャイロイコグマがたくさん描かれています。

そしておもしろいのは、一般的なはとバスの車体側面にはアルファベットで“HATO BUS”と標記しているところが、キイロイトリデザインのラッピングバスの車体側面には、何と“KIIROITORI BUS”と標記していることで、はととキイロイトリの「鳥」つながりでそのような標記になったユーモアを感じさせます。

横浜の見どころを巡(めぐ)るコース

それでは、実際に「キイロイトリとおでかけ♪ ごゆるりよこはまツアー」に参加してみることにしましょう!
キイロイトリデザインのラッピングバスの出入口上部にあるステッカー差しにもしっかりとコース名称が書かれています。

出発時刻は午前9時50分、さぁ、「キイロイトリとおでかけ♪ ごゆるりよこはまツアー」の始まりです。
コース名にあるとおり、今回は都内ではなく、神奈川県横浜市にある見どころをいろいろと巡ります。

今回のコースもリラックマのファンの方々を中心に初日から満員御礼。
走行中の車内では、これからの立ち寄り先や連絡事項が案内されました。
バスは汐留(しおどめ)インターチェンジから首都高速都心環状線(C-1)に乗り、首都高速湾岸線に入ります。

「キイロイトリとおでかけ♪ ごゆるりよこはまツアー」ならではの見どころは、首都高速湾岸線を走る時から現れます。
それは、レインボーブリッジ、鶴見つばさ橋、横浜ベイブリッジの東京・横浜3大ブリッジで、キイロイトリデザインのラッピングバスでごゆるりとドライブしながら見て渡れるのです。

港街を満喫(まんきつ)できる横浜赤レンガ倉庫での自由散策

バスは横浜ベイブリッジを渡り、本牧(ほんもく)ジャンクションを通って首都高速神奈川3号狩場(かりば)線に入ってすぐの新山下インターチェンジで下り、横浜市街に入ります。
ほどなくして最初のポイントである横浜赤レンガ倉庫が見えて来ました。ここで約40分の自由散策となります。

横浜赤レンガ倉庫は歴史的建造物から生まれた、ショッピング、グルメ、様々なイベントが楽しめる施設です。
コンサートやギャラリースペースでのイベントもあります。
1号館と2号館の2棟のレンガ建築で構成され、1号館にはホールやイベントスペース、カフェ、ショップがあり、2号館には多数のレストランやショップがあります。

横浜赤レンガ倉庫は、もともとは国の保税倉庫として1911(明治44)年に2号館が建設され、1913(大正2)年に1号館が建設されました。
第二次世界大戦後は米軍の接収を経てから返還され、1号館は税関倉庫、2号館は公共の上屋(うわや)として使用されてきましたが、海上コンテナ輸送の進展により取り扱い貨物量が激減。
1989年には倉庫としての役目をいったん終えます。
その後、1990年代に赤レンガ倉庫を中心として歴史と景観を活かした街づくりが始まり、2002年に文化・商業施設に生まれ変わってオープンしました。
そして、開業20周年となる2022年、リニューアルオープンしました。

コースのハイライト、ランチクルーズへ

横浜赤レンガ倉庫の自由散策後、近くにあるヨコハマクルーズターミナルから、レストラン船「マリーンルージュ」に乗船し、いよいよこのコースのハイライトとも言える横浜港のランチクルーズが始まります。

正午、いよいよマリーンルージュが出航しました。
船室から外を眺めると先ほどまで自由散策していた横浜赤レンガ倉庫や、横浜ランドマークタワーが建っているみなとみらいエリアがどんどん小さくなっていきました。

出航からほどなくして、コース料理のランチがスタートします。まずはサラダと生ハムの前菜のプレートから。
船は揺れもほとんどなく、窓も大きく景色がよく見えるので非常に快適です。

先ほどキイロイトリデザインのラッピングバスで通った横浜ベイブリッジの下を今度はマリーンルージュでくぐり抜けます。
窓に広がる横浜港の界隈(かいわい)の景色にノンアルコールビールで乾杯!

マリーンルージュは横浜港の沖へ。
横浜ベイブリッジ同様に先ほどキイロイトリデザインのラッピングバスで通りましたが、鶴見つばさ橋の全景もよく見えました。

東扇島(ひがしおおぎしま)にある川崎港コンテナターミナルも見えました。
コンテナ船から海上コンテナを積み下ろしする首の長いキリンのような形をしたガントリークレーンなど、迫力ある風景が展開します。

ランチを食べながらその横をこうした貨物船がすれ違っていきます。
少し非日常的な光景で、めくるめく景色にわくわくしながらの食事はまた格別です。

出航から約30分、いよいよメインディッシュの肉料理が来ました。
「牛フィレ肉とロイヤル三元豚挽肉(さんげんとんひきにく)のベーコン巻き、マデラソースと彩(いろど)り野菜添(ぞ)え」です。雄大なオーシャンビューで食欲も増します。

次回は「キイロイトリとおでかけ♪ ごゆるりよこはまツアー」限定のキイロイトリカラーのデザートプレートを楽しみ、横浜・八景島(はっけいじま)シーパラダイスを訪れます。

(C)2023 San-x Co., Ltd. All Rights Reserved.
※ 協力 : 株式会社はとバス、株式会社横浜赤レンガ
※ 写真・文 : バスグラフィック編集部(宇佐美健太郎)
※ 感染症予防対策を行ったうえで、撮影時のみマスクを外して撮影を行っている写真がございます。

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