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2025年はとバスガイドの「二十歳(はたち)を祝う会」[前編]

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年初めの恒例(こうれい)行事になっているはとバスの「二十歳を祝う会」。
2025年も1月7日(火)に東京都大田区にあるはとバスの本社車庫にて開催されました。
「二十歳を祝う会」は、2022年4月1日より民法が改正され、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことで、2023年よりそれまでの「はとバス成人式」を「はとバス二十歳を祝う会」に名称変更したものです。
2025年の「二十歳を祝う会」には、女性2人、男性1人の合計3人のバスガイドが参加したことから、今年も前・後編の記事に分け、前編では開催概要、後編ではそれぞれの抱負(ほうふ)をお伝えします。

■はとバスの「二十歳を祝う会」とは?

「はとバス二十歳を祝う会」は、2019年まではとバスガイドのための「はとバス成人式」という名称で開催されていました。
「成人の日」に行う一般の成人式よりひと足早く行われることが特徴ですが、「はとバス成人式」がひと足早く行われていた理由は「成人の日」が祝日で、はとバスにとっては繁忙期(はんぼうき)となることから、地方出身者が帰省(きせい)して地元の成人式に出席できない可能性があることを考慮したためです。
その歴史は古く、1962年から開催されてきましたが、2020・21年は新型コロナウイルス感染症拡大などが原因で開催できず、2022年に復活し、2023年からは「はとバス二十歳を祝う会」に名称を変え、今年の開催に至ります。
なお、現在では二十歳を迎えたバスガイドが成人の日に休みを取れるよう配慮しており、今年度二十歳を迎えるバスガイド3人も地元の行事に参加したとのことです。
はとバスとしては、二十歳を迎えるバスガイドや整備士に祝意を表したいという思いから「二十歳を祝う会」を開催し続けています。

■2025年の二十歳のバスガイドは3人!

2025年の「はとバス二十歳を祝う会」に出席した二十歳のバスガイドは3人で、昨年出席が見られた二十歳の整備士は今年いませんでした。
2022年までの「はとバス成人式」では、毎年20人前後のバスガイドが出席していましたが、コロナ禍(か)を経て大幅な需要の変化があり、バスガイドの採用数にも大きな影響をおよぼしていることから、ここ数年は少人数となっています。

2025年1月7日の午前9時30分、本社車庫の詰所(つめしょ)から晴れ着に身を包んだ笑顔いっぱいの二十歳のバスガイド3人が現れました。
側窓に「祝 2025 はとバス二十歳を祝う会」の文字が入れられたバスの前で役員らと記念写真撮影に臨(のぞ)んだ後、テレビ・新聞各社からのインタビューに応じていました。
それから用意されたバスに乗車し、本社営業所を出発して同じ大田区内にある磐井(いわい)神社へ向かいました。

■磐井神社での参拝もすっかり風物詩に

2022年までの「はとバス成人式」では、二十歳を迎えたバスガイドたちは明治神宮への参拝を行っていましたが、2023年からの「はとバス二十歳を祝う会」では、京浜急行電鉄の大森海岸駅近くにある磐井神社への参拝となりました。
磐井神社への参拝は今年の「二十歳を祝う会」で3年目となり、もうすっかり新年の風物詩になりました。

磐井神社は573年8月が起源と言われ、式内社(しきないしゃ)と呼ばれる古い格式を持っている神社です。
打つと鈴のような音がする「鈴石(すずいし)」が社宝として伝えられているほか、かつて東海道往来の旅人が利用し、神社の名のもとになったと言われている霊水(れいすい)の出る井戸で知られています。
磐井神社へ到着した二十歳のバスガイド3人は、本殿(ほんでん)への参拝後、絵馬(えま)の奉納(ほうのう)を行いました。

■今年の二十歳は2004・05年生まれ!

二十歳のバスガイド3人は磐井神社から再びバスに乗って東京都港区にある日の出桟橋(さんばし)へ向かいました。
日の出桟橋の乗船場からは関係者とともにレストラン船に乗り、船内での式典に参加しました。
レストラン船は、はとバス関連企業のシーライン東京が保有しているもので、はとバスの一部コースにも乗船が組み込まれています。
2024年度に二十歳を迎えた3人が生まれたのは2004・05年で、はとバスへの入社は2023年4月とのことですが、当時はまだ社会にコロナ禍の影響が残っている中、入社後は社会人研修をはじめ、立ち居振る舞い・言葉遣(づか)い・身だしなみなどを習う接遇(せつぐう)研修、研修車両に乗車して行う車上研修などを受けました。
そして、2023年5月からバスガイドとして乗務を開始し、現在ではおもに東京・横浜・鎌倉・山梨、房総方面へのコースで活躍しています。

後編では二十歳を迎えたバスガイドひとりひとりの表情と抱負を紹介します。

※ 取材協力 : 株式会社はとバス
※ 写真(特記以外)・文 : バスギア ターミナル
※ 本記事で紹介している二十歳のバスガイドに関して、事業者への直接のお問い合わせはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

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