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ICカードでバス運賃が安くなる!バス料金がお得になる10の仕組みと乗車テクニックをご紹介!!

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バスの料金回収箱

今の若い世代の方にはちょっと馴染みが薄いかもしれない「バス回数券」。ICカードが普及する以前にバスに良く乗る人は「必ず」と言っていいほど、バス料金が割引になる紙式(紙製)のバス回数券を利用していたのではないでしょうか。もちろん今でも現役ですが、ICカード化やデジタル化(スマホ・web回数券等)により、紙式の回数券を見る機会は減り便利になった分、割引がなくなったと感じている人も少なくないはず?!

いえいえ、ご安心ください!じつは「suica」や「pasmo」などICカードでバス料金を支払うと、自動的にICカード内にポイントが貯まって割引される仕組みが存在しているのです!

今回は、バスがお得に利用できる仕組みや乗車のテクニックをご紹介していきます。

なぜICカードに割引機能がついているのか?

じつはこれ都バス女性運転手第1号の伊東さんからお伺いした話、平成17年~平成19年を過ぎた頃より、バス共通カードに代わってICカードが導入された経緯から「バス特」(バス利用特典サービス)が提供されるようになったとのこと。

もともと路線バスが販売するバス共通カードや回数券は、買った金額より多い金額やチケットがサービスされてきます。例えば1,000円分のバス共通カードや回数券を買うと、1,100円分がついてくるというものです。

つまり、このバス利用特典サービスは、このバス共通カードや回数券の名残りなのだそうです。

そのため「バス回数券」という明確で解りやすかったサービスが一転、ICカードは利便性が大幅に向上するものの、割引がないことへの不満、ICカードの普及が進まない、消費税計算がややこしくなったなどのことから、いろいろと頭を悩ませ今の形になったみたいですよ。

最終的にバスはあくまでも「公共」の交通サービスとしての主意が強く、「社会通念上バス利用者に優しいものであるべき」という意識が優先された、ということですね。

それでは、バスをお得に利用する方法を詳しくご紹介していきたいと思います!

ICカード(suica、pasmo)で乗車する

まずはバス利用特典サービスです。バス利用特典サービスは、略して"バス特"と呼ばれICカードを使ってバスに乗車すると受けられる自動割引サービスのことを言います。首都圏の一部を除くほとんどのバス会社が対応していますので、利用者はあまり意識することなくじつは割引サービスを受けていた、ということもあります。

ただし、今のところ「バス特に対応している路線バスにsuica又はpasmoを使って乗車」した場合となりますので、主には首都圏に限られてしまいますが、今後バス利用者が増えていけば地方でも似たようなサービスが始まるかもしれませんね。

サービスの仕組み

このサービスは、suicaやpasmoで乗車して支払ったバス料金の1円が1ポイントとしてICカードに記録され貯まっていきます。このポイントをバスポイントと言い1000バスポイントで100円の電子的な割引チケット(特典バスチケット)がICカード内に記録されます。記録されたバスチケットは「次の乗車時」に優先的に使われ、バス料金が自動的に100円引きとなります。
※バスチケットは10円単位で使用されます。

つまり、例えば206円の均一区間料金(ICカード利用時)の場合では、バスに5回乗ると6回目の料金が自動的に100円引きになる、という仕組みなんですね。また、このバス特の仕組みは首都圏であればほとんどのバス会社で共通化されています。共通化は「バス特」マークでちゃんと分かるようにもなっています。
路線によってバス料金が違うためバスポイントの貯まり方に多少の違いはありますが、サービスの内容はほぼどこも変わらないため安心です。

バスポイントの有効期限

このバスチケットは1回目のバスチケットが使われた後も1000ポイント毎に100円ずつバスチケットが発行されていきます。そして累計で3000ポイントになるとバスチケットの割引額が多くなっていき、最終的に10000ポイントまで貯まると、全部で1740円分の割引が受けられるとされています。

なお、バスポイントは毎月1日でクリアされるため月をまたいでバスポイントを引き継ぐことはできません。ただし、バスチケットは記録された日から10年間が有効とされています。 もし最後にバスチケットが発行されていたら、10年間はそのバスチケットから優先的に使用されるということになります。

バスチケットの割引額については下表をご参照下さい。

特典バスチケット

1ヶ月間(1日~末日)
のお支払額累計
(バスポイント)
特典バスチケット
付与額 累計額
1,000円 100円 100円
2,000円 100円 200円
3,000円 160円 360円
4,000円 160円 520円
5,000円 330円 850円
6,000円 170円 1,020円
7,000円 180円 1,200円
8,000円 180円 1,380円
9,000円 180円 1,560円
10,000円(ここが上限) 180円 1,740円

もっと詳細な特典バスチケットの内訳については、都営バスのサイト「ポイント・チケットご提供額」をご覧いただきますと、より詳しく情報が掲載されています。

バスチケットを貯める乗車テクニック

このようにとても利用者に優しい「バス特」について、ご理解いただけましでしょうか?
ICカード割引(現金210円⇒206円)しかなくなったと思っていたあなた、じつは回数券と同じような割引システムが存在していたなんて目から鱗ですね。

さて、バス利用特典サービスはバス乗車回数ではなく1ヶ月の間でバスを利用した合計金額によって割引率が変わってくるサービスです。

つまり、1人で乗車する場合には使えないテクニックですが、2人以上で乗車する場合には1枚のsuica又はpasmoでバス料金を支払えば、バスポイントを早く貯めることができます。

では、1枚のICカードで複数人数分を支払うにはどうすれば良いか。方法はとても簡単です。
じつはバス料金の支払い前(ICカードで支払タッチする前)にバス運転手さんに複数人数分を支払うことを申し出るだけ。もちろん大人と子供の料金も分けて処理してくれます。

休日に家族でバスを利用する場合には、まとめて料金を支払うことで効率的にバスポイントを貯めることができるんですね。

子供の割引、その他のバス料金割引

バスを利用する上でもう少し良く知っておきたいのが子供や障害者のバス利用料金です。
詳しくはお住まい近くや利用路線のバス会社ホームページをご覧いただきたいと思いますが、バス会社によって大きく違うということはありませんので、バス料金の支払いで混乱しないよう事前に調べておくことをおすすめします。

まずは利用者の種別ですが、以下の通り乳児⇒幼児⇒小児⇒大人の4段階となります。組み合わせで料金が変わるため、事前に料金を調べておくことが料金支払い時の混乱を避けるポイントです。
以下の利用例を参考に、ぜひあなたのご利用シーンを想定して料金を算出してみて下さい。

利用者種別

大人 12歳(中学生)以上 普通料金
小児 6歳~12歳未満(小学生) 小児料金(大人の半額)
幼児 1歳~6歳未満(未就学児)
乳児 1歳未満 無料

幼児が大人または小児に同伴する場合は2人まで無料。3人目から及び幼児のみで乗車する場合は小児料金が必要となります。

利用例

①大人1人が幼児2人と一緒の場合 大人1人分
②大人1人が小児1人と幼児4人と一緒の場合 大人+小児1人分
③大人2人が幼児5人と一緒の場 大人2人+小児1人分
④小児1人が幼児2人と一緒の場合 小児1人分
⑤幼児2人の場合 小児2人分

幼児だけで乗るということはほぼないと思いますが、あくまで利用料金を考える上での参考にして下さい。

本人割引

利用者ご本人が障害をお持ちの場合など、料金支払い時に手帳等を提示することで料金が割引になります。

身体障害者手帳 本人のみ 普通料金の半額
愛の手帳、療育手帳 本人のみ 普通料金の半額
精神障害者保健福祉手帳(写真があるもの) 本人のみ 普通料金の半額

 

介護人割引

また障害者介護人の方も、民営バス乗車割引証や手帳所持者と同乗する際の提示で料金が割引になります。
ほぼ基本料金の半額としているところがほとんどです。

子供対象(主に小学生が対象)の期間割引

小学生向けの期間割引とは、長期連休の時などに適用される期間限定の割引サービスです。各バス会社によって名称は異なりますが、サービス内容が大きく違うということはないものです。

基本的には、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休み、春休みの小児(小学生)料金が1乗車50円(障害をお持ちの場合は30円等)になる、といった割引サービスです。

このサービスの特徴は現金による支払のみ(ICカードは対応していないようです。)で、料金支払いの際にバス運転手さんに「小学生」であることを伝えてください。

対象期間については、以下の期間で定めているバス会社が多いようです。

GW 4月29日 ~ 5月5日
夏休み 7月20日 ~ 8月31日
冬休み 12月25日 ~ 1月7日
春休み 3月26日 ~ 4月5日

 

その他、土日・祝日を対象にしているバス会社もあります。
なお、深夜バスの運行がある路線では深夜料金は100円などとしているところもありますのでホームページでご確認いただくか、営業所や案内所にお問合せ下さい。

環境定期券制度(エコ定期券制度)

環境(エコ)定期券制度とは、各バス会社の発行する定期乗車券の区間内を、定期券を持っている本人とその家族で一緒に乗車した場合に適用される割引サービスです。

この割引サービスは、休日に公共交通機関の利用促進を図ることにより、交通量の削減、大気汚染の改善に貢献する目的で導入されている制度です。

そのため、対象期間としては主に土・日・祝祭日となり、その他の期間としてはお盆期間(8月10日~8月20日)、年末年始(12月25日~1月7日)としているバス会社がほとんどです。

サービス内容としては、1乗車100円(小児50円)での利用が可能。利用の際にはバス料金支払い時にバス運転手さんまで申し出る必要があります。
また、定期区間外で乗車する場合は、本人、家族も割引料金で乗車することができるバス会社もあります。

定期券・共通定期券(区間式、金額式定期券)

言わずと知れた「定期券」であればバス料金が割引になります。
ただひと言で定期券といいましても、大きな道路では複数のバス会社が共同で運行を行っているため、乗車区間が同じであればどのバスでも乗ることができる「共通定期券」が発行されています。

来たバスがどのバス会社のものなのか、利用者が見分けることは難しいですからね。

ただ、共通定期券は、紙式(磁気)定期券のものが多いためICカードとは別で持たなければいけないというデメリットがあります。

その他には、区間式もしくは金額式定期券というものがあります。昔から馴染深い区間定期券は、乗車するバス停から降車するバス停までを指定しますが、対する金額式定期券は設定した区間料金以内であればどの系統でも乗り放題という方式で、ICカードが必要です。
ただし、共通定期券は利用できないためどちらかを選択する必要があります。乗車時間に変動がなく、いつも同じバスに乗るという方には金額式定期券が良いかもしれませんね。

回数(乗車)券

回数券を購入する

最近は見る機会が減りましたが、まだまだ現役の紙回数券。全国で導入されていて昔からある誰にでも公平でわかりやすいシンプルな割引サービスです。

1冊はだいたい1,000円~販売されており、1,000円で1,100円~1,200円分の回数券がついてくるなどお得です。また、50円券、90円券、110円券、200円券など種類構成も様々。冊式回数券はバス会社、路線によって種類が異なりますので購入の際は、お住まい近くのバス会社営業所やバス案内所にお問合せ下さい。

ただ、中にはまだバス運転手さんに声を掛けて購入できるバス会社さんもありますが、安全上のこともありますので、できるだけ営業所、案内所、ホームページを見るなどしてお問合せいただきたいと思います。

また最近はICカードの普及で、回数券の廃止を決めるバス会社も増えてきています。昔はお遣いの一環として、小さいお子さんがバス運転手さんから回数券を購入するところなどを良く見かけましたが、そうした光景も見なくなりましたね。タイミングを計る、大人に声を掛ける、お礼を言う、できたことを褒めてもらうといった一連のコミュニケーションが子供の自信を育てることにつながっていただけに、少しさびしくも感じますね。

回数券を払い戻す

不要となった回数券は払戻しができます。ただ、払い戻す際には手数料が必要になるケースが多いため、有効期限がない回数券であればそのまま使いきってしまうほうが良いでしょう。
払い戻しの手数料は、210円くらいが一般的です。

一日乗車券(1日フリーパス)

同一バス会社およびそのグループ会社(詳しくは旅先、お出掛け先で利用を予定している各バス会社のホームページをご参考下さい。)であれば1日何度でも乗降することができる乗り放題乗車券です。日付をコインで削って使用するスクラッチ式や磁気式、最近ではICカード記録式があります。

利用料金は各バス会社によって変わってきますが、大人500円~700円前後、小児250円~400円前後などで購入することができますので、観光などで3回以上乗り継ぐようであれば断然お得な割引サービスです。バスが0時を過ぎた場合でも終バスまで利用することができます。

日本人にとっても海外旅行者にとっても方式は変われど昔からあるサービスなので安心ですね。

高齢者向けパス(65歳以上)

バス会社によっていろいろな呼び方をしていますが、65歳以上の方のバス料金がお得になる割引サービスです。サービス内容や料金はバス会社によって異なりますので、詳しくはご利用路線のバス会社へお問合せいただくことをおすすめしますが、バス料金が割引になる券を予め購入することで1乗車100円(現金のみ)になるサービスや半年間乗り放題で19,990円などその内容も様々です。
ちなみにこの券を初めに購入する場合、例えば3ヶ月券4、150円を購入し1乗車100円になるケースで1ヶ月20回乗車したと仮定すると、通常料金より9,050円もお得になるようです。

少し前に人気を博した割引クーポンを共同購入するサービスがありましたが、どことなく少し似ている感じですね。デメリットは払い戻しができないことがほとんどなので、券を初めに購入する場合はあなたのライフスタイルと良く照らし合わせた上で考えていただくと良いでしょう。

各都道府県や市町村区で対応、高齢者向け割引サービス(満70歳以上)

高齢者向けの割引サービスについては、満70歳以上の方を対象として各都道府県や市町村区でも対応しています。例えば東京都であれば「東京都シルバーパス」、神奈川県なら「敬老特別乗車証(敬老パス)」など呼び方も内容も様々です。

サービスがない地域などもありますので、お住まい地域の市役所や市役所ホームページ、都道府県ホームページなどでご確認下さい。

乗り継ぎ割引

乗り継ぎ割引はICカードのみのサービスですが、バスからバス、バスから地下鉄などを乗り継いだ場合に料金が自動的に割引になるとてもお得な割引サービスです。
例えば東京の場合は、都バスから都バスへの乗り継ぎ時に適用されますが、大阪では大阪市営バスから大阪市営地下鉄に乗り継ぎした場合でも割引が適用されるなど地域によっても異なります。
なお乗り継ぎ割引は、90分以内のバス会社が多く、主要都市のバス・鉄道の両運行している鉄道系の会社が主に行っているようです。

詳しくはぜひお住まい地域のバス会社ホームページをご覧ください。

東京都の場合

suica・pasmoを使って都バスから都バスへ乗り継ぐときに、運賃精算時から90分以内に次の運賃精算をした場合、大人100円/小児50円を自動的に割引くサービスです。
申し込み手続きは不要です。

 

大阪府の場合

  • 地下鉄2区 230円 ⇒ バス 210円 自動的に100円が割引 ⇒ 自動的に340円
  • バス210円 ⇒ 地下鉄2区 230円 自動的に100円が割引 ⇒ 自動的に340円
  • バス 210円 ⇒ バス 210円 90分以内 ⇒ 自動的に210円

 

いかがでしたでしょうか?首都圏のバス・鉄道割引サービスが中心になってしまいましたが、私たち利用者のために様々なサービスを行ってくれているのですね。また、大阪や九州、その他の地域でもバス会社固有の割引サービスがあるようなので、より正確な情報はぜひあなたがお住まい近くのバス会社ホームページをご覧いただくか、バス会社営業所もしくはバス案内所等にお問合せ下さい。

未来へつなぎたいみんなの共有財産

時代と共に提供するサービスのカタチや方式が変化することはバス業界に限った話ではありませんが、企業としての発展だけでなく公共性への配慮、他社との協調と競争の中にいても、常に私たち利用者のことを考えたサービスを模索していかなければならないのがバス業界の特異性であり、バス会社の実情です。

バス利用者が増えることは公共交通の発展でもあり、今・これからの環境対策にも大きな貢献となるだけでなく、私たちの未来に必要な公共財産でもあります。

そのひとつとして、最近では通勤・通学の交通手段としてだけでなく、路線バスを乗り継ぎ地域文化を楽しむ人が増えてきたことで「ローカルな旅を楽しむ」という価値も見出されてきました。

これからのバスは、ただの移動手段としてだけでなく、バス運転手さんを含めたバスを利用するすべての人が、共有空間でどう有るべきか・どう有りたいか等にももっと注目が集まるのではないでしょうか。

それが、車両そのものへの工夫であったり、また新しいサービスの創出・展開なのです。
多くのバス会社ではもう未来に向けてハンドルを切り始めています。未来にもっとバスが快適で便利、リーズナブルなものに加え、新しい価値が増えていくことを更に期待したいですね。

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